ハートフリー(Heart free)な社会を、共に創りたい

こんばんは、夏野葉月です。
いま、私は「ハートフリー(Heart free)」と「共創(Co-creation)」をキーワードに起業したいと考え、そのために行動しています。

「ハートフリー(Heart free)」とは私の造語で、意味は『社会の中にあるいろんな障害と問題から生まれる情報・行動・心の壁から自由になる』ことです。
バリアフリーは社会の中にあるいろんな段差や障壁をなくす取り組みですが、ハートフリーはその一歩先を行く「それぞれの人の心の中にある壁を飛び越えて自由になる」ことを意味しています。

私は躁うつ病と解離性同一性障害(多重人格)の当事者で、精神障害者手帳2級を持っています。
精神の病気の闘病や障害を持つことで、いろんな壁や挫折を感じてきました。
そうした病気や障害と共に生きる人生の中で感じてきたことは
「障害は壁ではない」「壁はそれぞれの人の心の中にある」ということです。

例えば障害者手帳を持っていることが言えないこと。
心の病気について隠して生きること。
困っているときにどんな窓口に相談していいかわからない。
自分の課題や問題に取り組みたいけれど、解決のアプローチがわからない。

人間、生きていればいろんな壁やハードルにぶち当たります。
私が障害を持つ当事者として感じた一番の壁は「自分の問題や障害を『壁』と感じてしまうこと」だと思います。

例えばパラリンピックに出場する選手は、自分の肉体の障害を壁とは感じていないのではないでしょうか。
むしろその障害を生かして、競技を通じて楽しんでいるようにすら思えます。
肉体や知能や精神に障害を持つことと、その障害から生まれる問題を壁と感じることは全く別です。

ではなぜ人間は「障害」を「壁」だと感じてしまうのでしょう?
それは障害に対する理解が少なく、そこから生じる問題を通じて「孤独」を感じ、時として社会から「孤立」してしまうからだと思います。

人間は、独りでは生きていけません。
「独り」と「一人」は違います。
死ぬときは一人でも、生きていくためには誰かと一緒に生きることが必要です。
孤独や孤立は人の心を蝕む壁そのものです。

社会には様々な問題や障害があります。
それらをきっかけに心に生まれてしまう壁はなくそうと思ってなくなるものではありません。
でも、その壁を飛び越えて「自由」になることはできます。

そのためには「共生」のように共に生きるだけでは足りません。
心の中や社会に壁を飛び越え、自由に生きていける社会を共に創ること、つまり「共創」が必要です。

私が躁うつ病と解離性同一性障害(多重人格)を闘病することで日常に生まれる様々な問題や障害があります。
例えば私は躁うつ病の影響で普通の人に比べたら心や体力の波が激しく、週7日フラットな精神状態で生活することはできません。
また私は4人の人格を持ちますから、普通の人のように一人の同じ人格で人生を過ごすこともできません。

でも、障害と問題とそこから壁が生まれるかどうかは別です。
日常に生まれる障害やそこから生まれる問題は数多くあります。
であるならば、その障害や問題は「社会をより良くする問題解決の種」になるのではないでしょうか?
問題が解決されるなら、その壁は壁ではなくなります。
むしろ、社会を豊かにする栄養になるはずです。

それなら「私の障害から得た経験やアイデアを生かして起業しよう!」と私は思いつきました。
障害を持つ当事者だからこそ経験できる様々な問題への経験値を活かし、起業を通じて「情報・行動・心のハートフリー」が実現できる社会を共創することを考えています。

長い文章を読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんの今日と毎日が素敵な日でありますように、祈っています。

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれ。写真家&文筆家。解離性同一性障害で合計4人の人格で暮らす。 幼少期に虐待を経験後、中学生で不登校に。20歳通信制高校へ進学+22歳法政大学へ入学。25歳で躁うつ病を発病後、フリーランスカメラマンに。2010年キヤノン写真新世紀佳作受賞。2013年小笠原諸島移住中にスイスで写真展を開催。2016年鎌倉に移住。